美容皮膚科だからできる
専門性の高い、にきび治療
当院では、にきびをできるだけ早く治したい方に対して、美容皮膚科ならではの高度な自費診療をご案内することができます。具体的には、レーザー治療やピーリングなどの施術、自費診療扱いとなる外用薬の処方など、患者様の肌質やにきびの状態に応じたご提案が可能です。美容医療は患者様ご本人の同意を頂いてから行いますが、未成年の患者様については保護者の方の同意が必要です。
また、食事やスキンケア、生活習慣の改善などのアドバイスも行いますので、にきびでお困りの方は一度ご相談ください。
当院のにきびの治療
ピーリング・
エレクトロポレーション

ピーリング
ピーリングによって毛穴の詰まりや古い角質を除去し、肌荒れや肌トラブルを改善する治療です。肌のターンオーバーを促すことによって、ニキビ、ニキビ跡、くすみ、小じわ、毛穴の開きなどを改善していきます。
治療時間 | 顔全体:約10~15分 |
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ダウンタイム | 治療直後は多少の赤みが出る場合がありますが、通常はすみやかに治まります |
副作用 | 赤み、ひりつき、乾燥、一時的なにきびの悪化 |
受けられない方 |
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エレクトロポレーションによって肌の深部に有効成分を届けます。
エレクトロポレーション
エレクトロポレーションとは、特殊な電気パルスを使って瞬時に肌層に孔(pore)を開けることで、肌の深部(真皮層)まで美容成分を浸透させることができます。
イオン導入の約20倍も薬剤を浸透させ、イオン導入では浸透させることができなかった分子量の大きな成分(ヒアルロン酸や成長因子)やイオン化されていない薬剤も効率よく浸透させることができるため、より一層の美白やアンチエイジング効果が期待できます。
治療時間 | 顔全体:約10~15分 |
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ダウンタイム | 治療直後は多少の赤みが出る場合がありますが、通常はすみやかに治まります。 |
副作用 | 赤み、ひりつき |
受けられない方 |
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AZA外用(アゼライン酸)
アゼライン酸は、海外ではニキビや酒さの治療薬として昔から使用されており、ライ麦や小麦などの穀物や酵母といった自然界にある成分に含まれる天然由来の酸です。
アゼライン酸にはメラニンの産生を抑制する効果があります。元々は美肌治療のための塗り薬として開発されましたが、臨床試験中ににきび治療にも有効だということが判明しました。そのため、世界80か国でにきび用医薬品として認可を受けており、30年近く皮膚科などで使われています。なお、日本ではまだ医療用医薬品として承認されておらず、化粧品の含有成分の一種に分類されています。
上記のように天然由来の成分であるため、肌への刺激が少なく、妊婦の方のにきび治療にも使うことができます。
アゼライン酸の効果 |
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副作用 | 天然由来のためリスクは少ないと言われていますが、皮膚の熱感、赤み、乾燥、ピリピリとした痛み、かゆみ、乾燥などの副作用が生じることがあります。 |
ご注意 | 腫れ物、傷、かぶれ、湿疹など異常が生じている部分には使わないでください。 |
イソトレチノイン内服
イソトレチノインは、ビタミンA誘導体の一種で、重症ニキビの治療に使用されます。
欧米では重症ニキビの治療方法として広く一般的に使用されています。
にきびは角化(皮膚が硬くなり毛穴が詰まる)や皮脂分泌の異常によってできることが多いですが、それらを抑制することでにきびを改善し、新しいにきびが生じづらい肌にします。
イソトレチノインを6ヶ月~12か月程度を目安に内服していただくと9割以上ので効果が期待できます。(内服の期間は体重、1日あたり内服している量、重度により異なります。)なお、日本では自費診療の扱いとなるお薬です。
別の治療続けてもなかなか治らない中等症から重症のにきびや、毛穴の深部が継続的に腫れて、なかなか治らないにきびがある方は、イソトレチノイン内服をお勧めします。
副作用 |
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注意が必要な方 | 女性:妊娠中、授乳中、妊娠可能性、妊娠予定の方 男性:パートナーが妊娠予定の方 未成年の方 |
当院のにきび痕、毛穴の治療
保険治療では改善されない場合が多く、その場合は美容医療で自費治療を行います。
ダーマペン4
ダーマペン4はとは、ペン型の皮膚再生治療器具であり、髪の毛よりも細い針を使って皮膚に小さな穴を開け、真皮層のコラーゲン産生を促進することで、皮膚の再生を図ります。毛穴の開きやにきび痕、妊娠線の肉割れ、小じわ、傷跡、毛孔性苔癬の改善に効果があります。皮膚の深部に細胞成長因子やヒアルロン酸などの有効成分を直接投与することによって高い治療効果が期待できます。
治療時間 | 約30分 |
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ダウンタイム | 1週間 施術後に赤み・内出血・腫れが生じる可能性がありますが、徐々に目立たなくなってきます。 |
副作用 | 痛み、赤み、ひりつき、皮むけ、点状出血 |
その他 |
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ピコフラクショナル
(ピコシュア)
安全性の高い医療用ピコ秒レーザーである「ピコシュア」を使うことで、FOCUS照射(フラクショナル照射)ができます。FOCUS照射は皮膚表面への負担がかかりづらいため、他のピコフラクショナルのように点状出血のリスクがありません。
肌にダメージを与えず、真皮のエラスチンやコラーゲンを増やし、にきび痕、小じわ、毛穴の開きの改善が期待できます。
熱感やパチパチ弾かれるような痛みが生じることがあります。施術後はヒリヒリとした痛みが生じますが、数時間から数日ほどで改善することがほとんどです。
施術部位のマッサージや、強く擦ることは控えてください。また、紫外線対策や保湿を入念に行ってください。
治療時間 | 約5~20分(個数により異なります) |
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ダウンタイム | レーザーを当てて1〜2週間程度は一時的に患部が黒くなりますが、かさぶたが剥がれることで色が薄くなります。 |
副作用 | 赤み、発赤、腫脹、紫斑、やけど、痂疲形成、瘢痕、水疱、一過性色素沈着、色素脱失 |
注意が必要な方 |
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ジュべルック
ジュベルック(Juvelook)とは、PDLLAというポリ乳酸が主成分である注入用のお薬です。ポリ乳酸は、肌の内側を活性化させ、線維芽細胞からコラーゲン産生を促進する作用を持ち、肌のしわやたるみ、ハリ、毛穴の開き、にきび痕などの治療に効果を発揮します。
ポリ乳酸は、ジャガイモ、トウモロコシ、サトウキビなどのでんぷんから抽出されたエキスです。体内に注入しても拒絶反応や異物反応が起こりにくく、米国FDAからも使用の認可を受けています。
注入後、1~2年をかけて徐々に体内に取り込まれるため、長期的・継続的な効果が見込めます。1ヶ月スパンで3回の施術を行い、その後は1年スパンで施術をすることで、効果を長く保てます。注入後はゆっくりと体内でコラーゲンが生成されるため、施術後数ヶ月経ってから効果を感じて頂けるようになります。
治療時間 | 約20~30分(施術範囲によって変動します) |
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ダウンタイム | 約1日~2週間(個人差があります) |
副作用 | 一時的な腫れ、赤み、むくみが生じますが、数日で落ち着きます。内出血や点状出血は2週間ほどで治まります。 |
受けられない方 |
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サブシジョン
サブシジョンとは、にきび痕の凹みや、クレーター肌の下の癒着部分に先端が丸い針(カニューレ)を刺し、癒着繊維の束を切断・剥離することによって、にきび痕を改善させる治療法です。にきびによる炎症が慢性化すると、皮膚の奥深くで線維化が起こり、筋膜と真皮が癒着して皮膚が内側に引っ張られることによって、陥没やクレーターに繋がります。サブシジョンによって引っ張る力が緩み、凹みが滑らかになります。またカニューレを使って瘢痕組織を破壊することによって、組織の自己再生能力で凹んだ部分が盛り上がっていきます。サブシジョンで切り開いた空間にヒアルロン酸を注入すると、空間の再癒着が防がれるためより効果的です。
治療時間 | 約15~30分(施術範囲によって変動します) |
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ダウンタイム | 約1~2週間(個人差があります) |
副作用 |
ほてり、赤み、痛み、腫れ、かゆみ、しびれ、発疹、違和感、内出血、点状出血。稀な副作用として神経の損傷・耳下腺管の損傷 |
受けられない方 |
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